こんばんは、転職してはや2年です。
えーこのブログは特定派遣(客先常駐)時代に嫌気がして、そのストレスの捌け口として開設しました。
そこから勇気を振り絞って、転職活動をして、今の会社に転がり込みました。
何も出来なかった自分を拾ってくれたという恩義もあり、転職して良かったこともたくさんあるが、2年も経つと嫌な部分も少なからず見えてきた。
人間って結局ないものねだりなのでしょうがない。
今後の後輩たちのために赤裸々に記したい。
目次
感想① シンプルに忙しすぎる
残業が多すぎると精神的に疲れる…
残業が多いって辛いよね。(月40~50時間)
残業代は全額支給されとるので、法的には全く問題ないけど、身体が疲労に蝕まれていく感覚がある。
ポケモンでいうところの「どくどく」を喰らっているときの気持ちに似ている。
新入社員の時に「電車に乗っとるリーマンはなんでこんなに顔が死んどるんや?(╯⊙ ⊱⊙╰ )」と疑問に思っていたが、今見る電車の窓に映る自分の顔は完全に死んでいる、ほとんど焼死体のご尊顔。
あと地味に辛いのが、帰った時に嫁も子供も寝ており、家族をないがしろにしている罪悪感にも苛まれる。
残業をしないことは悪?ブラッキー?
今の会社の大きな特徴が2つあって、
- IT企業にしては歴史が古い(昭和からある)
- 生え抜き社員がかなり多い
しきたりとか慣習とかを重んじる感じの古い会社由緒正しき会社なので、
「残業することが当たり前、残業しない奴は悪」といった意識が蔓延している。
定時後に「今日中に頼むわw」と作業を頼まれることもしばしば(自分でやれバカ)
上司も自分も定時内は既存システムの問い合わせが死ぬほど多いので、その対応をしていると本来スケジューリングされている作業ができない。
その結果として残業、休日出勤で対応せざるを得ないのだ。
「進捗が進んだ!」という一時の快楽を求めて、残業という名のハードドラッグをキメざる得ないのだ。
こういった現状があるにも関わらず、PLは全く問い合わせ対応を加味してないスケジュールを延々と組み続け、当然の如くプロジェクトは炎上気味になる。
いつまで繰り返すんよ、この過ち。
感想② 最新技術には触れられない
偉い人はリスクが嫌い
新たなシステムを作るときは、ゼロから作成することはほとんどなくて、今までに作ってきたシステムをベースにして、その企業のビジネスロジックだけ落とし込んでくやり方が多い。
言語、DBは様々でプロジェクトによって全然違うので、苦労をすることもめちゃくちゃあるが、良い経験になっていると個人的には思う。
偉い人はリスクを取りたがらない&そもそも最新技術を扱える人間がいないからか、最新技術を積極的に採用する雰囲気もなく、どちらかといえば今まで使ってきたものを使おうよ的なノリなので、新しい技術が全く分からない。
.NETでも未だにフォームアプリケーションでやってるし、WPF(だいぶ古いけど)に移行しようみたいな動きもない。だせえフォームも見慣れたら愛着が湧いてきたのも事実だが、ちょっとはカッコいいもの作りたいよお…
お客さんの情報システム部にも新しい技術を扱える人がいない
お客さんも大きめの会社が多いので、若輩者から年配者、本社勤務から現場の方まで誰もが使いやすいシステムを作ることになる。(私が作っているのは業務システムなのでより意識しなければいけん)
あと結局作ったシステムはお客さんの情報システム部で面倒見てもらうため、最新技術は恐らく煙たがられる。
ユーザー目線では最新技術を駆使したカッコいいシステムなんて望まれていない。
つ、つらいけど、お客さんに喜んでもらえるのが私共の喜びです!!!!
そうです!!!!他人の幸せ is 自分の幸せ!!!
まとめ
こんだけ悪いこと書いておいて言うのも変やけど、トータルで見れば転職に満足してます。
昔と比べて、金の心配する必要もなくなったし、企業として安定してるので住宅ローンも楽勝で通ったし、仕事は責任も増えて辛いけど成長できている実感もあるし、会社へ行けば自分の席もあるし、毎日自分の会社の人と働けるのでもうそれだけで嬉しいし、良いこともいっぱいありまーす!
ただ良いことづくめではないよと言いたかった、転職を考えているキミたちに。
まあどの会社を選んでも不満は出てくると思うが、少しでもマシな生き方をしたいよな。